宮城県警仙台東署は2日、両親の遺骨が入った骨つぼを放置したとして、住所不定、無職門間克彦容疑者(46)を死体遺棄の疑いで逮捕した。 発表では、門間容疑者は2008年7月中旬、父親名義の乗用車の後部座席に両親の骨つぼ2個を毛布に包んで載せたまま、仙台市宮城野区のパチンコ店の立体駐車場に車ごと放置した疑い。駐車場の管理者が気づき、警察に通報した。 母親は02年に、父親は08年にいずれも都内で死亡し火葬された。仙台駅でホームレス生活をしていた門間容疑者は「どうしようもなくて放置した」と話しているという。