薬物依存者のケア団体の巡回車がアテネ中心部の広場に止まると、薬物使用者がふらりと訪れた。手には使用済みの注射針が握られていた。新品に替えてもらうためだ=29日午後10時、石田博士撮影「注射針の回し打ちでHIVなどの感染症が広がるのを防ぎ、接触の機会を持つことで薬物の危険性を伝える」。薬物依存者に対する注射針の交換サービスは、社会のダメージを少しでも減らしていく方策だ、と語るNGO「ケテア」職員のエレーニさん=29日午後10時、石田博士撮影シーシャを吸った時の自らの状況について、アテネの薬物対策NGOの職員に話すイスマイルさん(手前)=29日、石田博士撮影 【アテネ=石田博士】緊縮策によって不景気が深刻化しているギリシャで、「シーシャ」と呼ばれる粗製の合成薬物が広がっている。1回分1ユーロ(130円)ほど。生活苦から逃れようと、安価な薬物にひとときの快楽を求める人々が増える一方、対策のため
寛仁さまとの思い出を語る長女・彬子さま(奥)、次女・瑶子さま=5月29日午前、東京・元赤坂、遠藤啓生撮影寛仁さまとの思い出を語る次女・瑶子さま(左)、長女・彬子さま=5月29日午前、東京・元赤坂、遠藤啓生撮影 「ヒゲの殿下」として親しまれた寛仁さまが逝去して1年。父の公務を受け継いだ長女・彬子(あきこ)さま、次女・瑶子(ようこ)さま姉妹が、朝日新聞の単独取材に応じました。父への思い、女性宮家問題、自身の結婚……。率直に語ってくれました。主な内容は以下の通り。 ◇ ――寛仁さま逝去から6月6日で1年になります (彬子さま)お帰りにならないのはいまだに信じられない気持ちです。本当にいらっしゃらないんだなという実感をもって感じるところはあるのですが、何となく受け入れきれないような気持ちもあって、複雑な気持ちです。 (瑶子さま)ずっと一緒に暮らしてきましたので、一番はさみしいなあという
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