中学校の卒業記念と称して部活動の教え子にアダルトグッズを贈ったとして、神奈川県警山手署が県青少年保護育成条例違反の疑いで、横浜市立中で吹奏楽部の外部講師をしていた男性(32)=川崎市=を書類送検していたことが20日、県警への取材でわかった。 送検容疑は4月上旬、18歳未満と知りながら、中学を卒業した元吹奏楽部員の男子生徒にアダルトグッズ1個を贈った疑い。署によると、元講師は3月下旬から4月上旬にかけ、男子生徒の同級生にアダルトグッズ4個を渡し、うち1個を男子生徒に贈るよう伝えたという。 男子生徒らは4月上旬にあった部の送別会にアダルトグッズを景品として出品。現役の部員が手に入れ、自宅で保管していたところ家族が見つけ、県警に相談した。