『禁じられた遊び』(きんじられたあそび、原題: Jeux interdits )は、1952年のフランスのドラマ映画。監督はルネ・クレマン、出演はブリジット・フォッセーとジョルジュ・プージュリー(フランス語版)など。フランソワ・ボワイエ(フランス語版)の同名小説を原作とし、戦争で孤児となった5歳のフランス人少女の運命を描いた映画である[1]。 アカデミー賞名誉賞(後の外国語映画賞に当たる)、ヴェネツィア国際映画祭サン・マルコ金獅子賞などを受賞した。 劇伴は全編を通してナルシソ・イエペスがギター一本で演奏した。これにより「愛のロマンス」が広く知られることとなった(1941年の映画『血と砂』ですでに使われていた)。 ストーリー [編集] 1940年6月、ドイツ軍から逃げるため街道を進む群衆の中に、幼女ポーレットがいた。そこに戦闘機による機銃掃射があり、彼女は一緒にいた両親と愛犬を失ってしまう。