日本国内の新型コロナワクチン接種は、2回打ち終えた人の割合が5割を超えた(2021年9月30日現在)。一方、SNSなどでは「ワクチンは危険」として接種反対を訴える情報発信も見られる。 「医療情報の発信力を身につける」医療ゼミ5回目となる今回は、世界のワクチン事情に詳しい木下喬弘医師に、ワクチン接種をためらう「ワクチン忌避」の実態と、その背景にある要因、また望ましい解決方法などについて聞いた。 ※本記事の内容は2021年8月25日時点の知見に基づいています。 ※本記事の取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた2021/8/25のライブ勉強会「【リディ部×手を洗う救急医Taka 特別ゼミ第3回】」で行われました。リディラバジャーナルの取材の様子は「リディ部」でご覧いただけます。 <手を洗う救急医Taka / 木下喬弘医師> 2010年阪大医学部卒。大阪急性期・総合医療セ