ブックマーク / mazmot.hatenablog.com (5)

  • PTAの義務的参加は教育上よろしくない - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

    PTAの問題は、巨大すぎてちょっと正面からは触れない。けれど同時に、子どもをもったら避けて通れない。PTA改革は地域差が大きくてそこそこに進んでいるところでは進んでいるようなので一概に批判ばっかりしているのもなんなのだけれど、少なくとも私の身近では、「入学したら原則全世帯加入、クラス役員は義務」というのがふつうなので、それがふつうになっている世界に対しては批判はしてもいいのじゃないかと思う。ちなみに、「原則」は原則で民法上は強制加入できないから、「PTA入りません」というひともなかにはいる。けれど、それはPTAの内部では「会費の未払い問題」的な扱いでしかなく、それがPTAの内部改革を促すものにはなっていない。そのあたりもなんだかなあ、という感じなんだが、あまり踏み込むのはやめておこう。 私は「そもそも論」が好きなので、そもそもPTAって何なのかというところに少しだけ触れておくと、これは2つ

    PTAの義務的参加は教育上よろしくない - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
    nyakapoko
    nyakapoko 2023/02/21
    もし自分がPTA役員をやることになったら、「必要なければやらない」「早く帰る」を徹底して見たくなった。難しいんだろうけど。
  • 因数分解とか、教える意味はあるの? - 教育についてウダウダ書く前に - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

    なんで勉強するの? 中学生ぐらいの子どもたちに、「勉強、好きですか?」って聞いたら、10人のうち8人から9人は「嫌いです」もしくは「好きじゃない」と否定的な答えをよこす。正常だと思う。私も嫌いだった。いまでも嫌いだ。 もちろん、10人のうちに1人か2人は肯定的な返答をする。ただ、それは「好きな教科は理科です」みたいに「勉強」の中に無理矢理に好きなところを見つけようとするちょっと方向ちがいの反応だったり、「100点とったら気持ちいいから」みたいなやっぱり質とはちがうところに楽しみを見出しているケースだったりする。それ以上に、「勉強が好き」と答える子どもの多くは、「自分は勉強が好きなはずだ。勉強が好きな子はいい子だし、自分はそういういい子であらねばならない」と、かなり抑圧された生き方をしているひと。大きな問題を抱えている。 安定しない業では生活が成り立たないので空き時間で始めた家庭教師業も

    因数分解とか、教える意味はあるの? - 教育についてウダウダ書く前に - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
    nyakapoko
    nyakapoko 2022/05/23
    なるほどな。 “平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質” って何やねん、というところか。/記事は2016年なので、どこか別の記事に「本論」があるはず?
  • ブコメが怖い - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

    ブログを書いている以上、少しでも多くの人に読んでもらいたいのは当然のことだ。読んでほしくなければ非公開設定だってある。そして、はてなブログの場合、ブックマークがつくと露出が高まる。より多くの人に読んでもらえる。だからブックマークがつくのは大歓迎だ。そして、ブックマークのコメント、いわゆるブコメも、参考になる意見が多いので、嬉しい。ときには筋違いのコメントや批判もまじってくるけれど、それらもほとんどの場合は自分の論旨の甘さや考えの浅さに気づかされてくれたり、あるいは異なる立場や思想からの見え方がわかったりするので、ありがたい。実際、私も「はてなブックマーク」(はてブ)ユーザーで、自分なりのブコメをつけている。そういう立場からいっても、ブコメは歓迎こそすれ、避けたいものでは絶対にないはずだ。 ただ、一昨日の夜、一つ前の記事を書いたときには、「ああ、しばらくブコメは見たくないな」と思った。ほぼま

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    nyakapoko
    nyakapoko 2021/05/01
  • なぜ勉強するのかを教えてはならない - 家庭教師の経験を通じて見えてくる真理 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

    家庭教師としての経験も5年になった。入れ替わりの激しいこの業界だから、ベテランと言ってもいいだろう。これは「プロ」としての経験という意味だ。大学生のアルバイトとか、そういうのは除外したい。 その私が、いくつかの例外的なケースを除いてほぼ最初からずっと厳格に適用してきているルーチンがある。それは、初回の指導時に、「なんで勉強するんですか?」と生徒に聞くことだ。どうしても都合で第1回めにできないときには2回めとか3回めになる場合もあるが、できるだけ早い時期にこれを確認しておく。 当は、「勉強」という言葉も使いたくない。これは誤用だし、危険な言葉だ。けれど、「学習」みたいなよそ行きの言葉では生徒と話が通じないから、しかたなしに使って尋ねる。「勉強は好きですか?」「好きじゃないです」「じゃあなぜ、好きじゃないことをするんですか? なぜ勉強するんですか?」すぐに答える生徒は多くない。たいていは、こ

    なぜ勉強するのかを教えてはならない - 家庭教師の経験を通じて見えてくる真理 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
    nyakapoko
    nyakapoko 2021/04/01
    この一見無茶そうな問いかけで、ちゃんと子供から本音を引き出せるだけのコミュ力があるんだろうと思った。心理的安全性みたいなものかな。/子供の頃の自分が何と答えたか、今となっては想像できない。
  • 「9月新学期」について再々考 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

    4月1日のエントリと前回のエントリで、「COVID-19による学校閉鎖問題のひとつの解決策としての9月新学期への制度変更」について書いた。この問題に関しては緊急に議論を深める必要があると思う。その議論はもちろん、こんな片隅の雑記ブログなどではなく、国政レベルで行われるべきだとは思うのだが、ここのところ検索で(このブログにしては比較的)多くの人が読んでくれているようでもあるし、さらに話を進めてみようと思う。 というのも、Yahoo!ニュースで、次のような記事を見かけたからだ。 news.yahoo.co.jp 9月入学・新学期は進めるべきではない ― 子どもたちと社会への影響を重く見るべき4つの理由(妹尾昌俊) - 個人 - Yahoo!ニュース これは私の主張とはちがって「この時期に制度の変更は行うべきではない」というものだ。主張はちがうのだが、それなりに説得力のある論だと思ったので、そこ

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