2020年6月9日にLIFULL HOME'S 総研から新たなレポートが発表された。これまでLIFULL HOME'S 総研から発表された『住宅幸福論』の第3弾である。 Episode.1『住まいの幸福を疑え』では、平成の終わりに昭和に形成された日本人の「住宅の幸福感」を解体する試みとなっていた。いわゆる住宅双六のゴールといわれてきた「新築・持ち家」がもたらす幸福感の解体であった。 続くEpisode.2の『幸福の国の住まい方』ではEpisode.1で幸福感の要素の手掛かりとなった暮らし方に焦点をあて、国連の幸福度ランキングで上位常連の国であるデンマークと日本の暮らし方の差を調査し、日本人の住生活の実態を振り返った。その中では、主体的な暮らし方が住まいの幸福度を上げる要因であることをあぶりだし、インテリアの可能性にふれている。 今回のEpisode.3のサブタイトルは『ひとり暮らしの時代』