ジュニパーネットワークス株式会社(以下、ジュニパー)は5月18日、同社の提唱する「New Network」構想を実現するためのデータセンター向け製品群を発表した。自動化、仮想化の技術と最新のファブリック技術を統合することにより、最大50%の作業時間短縮と最大35%のコスト削減を実現するという。 エンタープライズ ソリューション マーケティング シニアマネジャー アジア太平洋地区の近藤雅樹氏によれば、「New Network」を実現するための重要な構成要素は、「簡素化」「自動化」「セキュリティ」の3つ。このうち「簡素化」については、ジュニパーでは以前から、三層以上の多段構成になってしまっている、現状のデータセンターのネットワークを、集約化技術などを活用して二層にし、コスト削減を図る手法を提唱してきた。これをさらに一層まで圧縮し、フラット化と簡素化を実現する「Project Stratus」も