中国・上海の浦東空港の出発ロビーで12日午後に爆発があり、4人がけがをしました。上海の警察は、男が、搭乗手続きのカウンター近くで瓶の形をした爆発物を爆発させたあと、刃物で自殺を図ろうとしたと発表し、男の背後関係などを捜査しています。 中国の地元メディアのニュースサイトには、現場近くに設置された監視カメラが捉えたとされる動画が掲載され、並んでいた人たちが突然四方八方に走り出し、その数秒後に何かが爆発して、当たり一面がオレンジ色になり、煙が立ちこめる様子が映っています。 警察によりますと、この爆発で、近くにいた4人がけがをしました。 上海にある日本総領事館によりますと、けが人の中に日本人は含まれていないということです。 この爆発について、警察は声明を発表し、搭乗手続きのカウンター近くで、男が、瓶の形をした爆発物をバッグから取り出して投げつけて爆発させたあと、刃物で自殺を図ろうとしたことを明らか