というわけでやってきたのは、四国の中央よりやや東に位置する徳島県三好市。その中でも平家の落人が住み着いたと言われるほど山深い場所で、市町村合併が行なわれた2006年3月までは東祖谷山村だったところです。 モノレールは、狭くて曲がりくねった3桁国道から少し入ったところにある「いやしの温泉郷」という温泉宿泊施設の敷地内で営業されていました。 「乗る前にトイレに行け」という看板はほかにもあちこちにありました。実はこのモノレール、三好市が観光のためだけに設置したもので、全長4,600m、高低差590m、最大傾斜40°、最頂標高1,380mという数字はどれも世界一。「観光用モノレール界」が世界にどのくらい広がっているのかは分かりませんが、かなり半端ない施設であることは間違いなさそうです。 ちょうどモノレール乗り場の前にトイレがあったので、催してはいませんでしたが僕もいちおう入っておきました。