市販の牛乳が嫌いな人でも、牧場の搾りたてのものは何故か飲めてしまうことがある。その決定的な差は味とにおい。こうした牛乳本来の味を大切にした「タカナシごちそうミルク」がタカナシ乳業から3月30日に発売される。北海道産の生乳だけを使い、欧州で高く評価されている「マイクロフィルター製法」を日本で初めて採用したきめ細かくコクのある牛乳だ。内容量は500ミリリットルと1リットルの2種類で、価格はそれぞれ138円、228円(ともに税込み)。 タカナシ乳業では、殺菌による風味の変化を抑えるため、酪農先進地域である欧州で高い評価を得ている「マイクロフィルター製法」に注目。生乳を丁寧にろ過するこの製法とともに摂氏74度で15秒間殺菌する「HTST殺菌」を採用し、より生乳に近い味わいと賞味期限の延長を実現した。 原料にもこだわり、北海道産の生乳のみを使用。コクと後味のバランスを考慮し、乳脂肪分は3.0%に調整