「子ども霞が関見学デー」のプログラム中「中井拉致問題担当相とお話ししよう!」で子ども達を囲み記念撮影に応じる中井洽拉致問題担当相=19日午後、東京都千代田区の内閣府(矢島康弘撮影)(写真:産経新聞) 中井洽(ひろし)拉致問題担当相が19日、霞が関の官庁街を訪れた子供たちに、拉致事件について誤った情報を伝える一幕があった。夏休みの催し「子ども霞が関デー」での出来事。 [フォト]ヘリ上空“遊覧”認め、批判に強弁する中井担当相 子供たちから「拉致問題で私たちに何ができますか」と質問され、中井担当相は横田めぐみさん=拉致当時(13)=の拉致事件を説明。「めぐみさんは高校生の時、仕事帰りに拉致されたが…」と述べた。 めぐみさんは中学1年だった昭和52年11月、新潟市内で、学校でのクラブ活動からの下校途中に拉致された。拉致の残酷さを象徴する事件さえ正確に覚えておらず、担当相としての自覚が問われる