鉄道模型を捨ててほしいと思ったことも捨てろと言ったこともありません 夫は私がそういう風にしたのだと言います 私は鉄道模型を作る夫を好きになりました 夫は私と子供と暮らしていくためにいろんなことを削らねば駄目だと言いました 鉄道模型の面白さがわからなくなってしまってそれが目の前にあることが辛いとも言われました 今続けているいろんなことを最終的にはすべてやめてしまうと でもそれは夫の大事にし続けてきたものです そういったものを抱えたまま夫が削らなくていいように死んでしまわないように祈りながら過ごしてきました 鉄道模型を勝手に捨ててほしくなくてお願いをしたらどうして君がしょんぼりするのと言われました しょんぼりするのは僕じゃないの?と言われました 私は私の好きな人のものを勝手に捨てる夫が私の好きだった夫なのかがわかりません