本館で真弓定夫とか母乳中心主義(エスノセントリズムならぬ、え〜と、マンモセントリズム?)についていろいろ書いたり、調べたりするうちに思ったこと。もちろん今のところ思いつきにすぎないが。真弓の論が、国粋というかニッポンバイザイズムであることは、例の食育本の内容でも、またその出版元が「新風」関連会社であることからも、ひろく知られていることだ。一方、真弓と親和性の高い母乳中心主義的なグループ、たとえば本館で言及した「自然育児友の会」などは、一方で「昔から伝わってきた日本の育児法」てなことに拠りつつ、他方で、オリエンタリズム的というかアジア志向あるいは先住民志向?のようなものが色濃く感じられる。例えば、母乳育児業界から発して、今やその枠をこえた人気商品となっている「ベビースリング」。スリングは、もともと南米の民族が赤ちゃんを抱っこするのに一枚布を 巻きつけたのが起源といわれているようです。その後ア