このところ、グングンと売れ行きを伸ばしている家電がある。それは「電気ケトル」だ。ティファール社の製品を中心に、電気ポットの市場を侵食する勢いだ。だが、意外なことに、日本の大手ポットメーカーからは、電気ケトルは商品化されていなかった。 そこに風穴を開けるがごとく、最大手がついに参入した。象印マホービンが、「CK-BA10」を発売するのだ。 なぜこれまで電気ケトルが出なかったのか? そして、象印が作るケトルの特徴とは? CK-BA10からは、変わり続ける「日本の生活スタイル」が見えてくる。 ● 日本製電気ケトルがなかった理由は「安全性」問題にあった!! 「実は、日本のメーカーは、電気ケトルを『出せなかった』んですよ」 象印で電気ポットと電気ケトルの商品企画を担当する、商品企画部の西広嗣さんはそう切り出した。 出せなかった理由とは安全性だ。 電気ケトルは、電気を使ってお湯を沸かす、いわば「やかん
日常生活の基準となるのは、なんといっても「時間」。正確な時間を刻む時計は、やっぱり安心できる道具である。まあ、それを守るか否かは人の性根次第だが。 まだ20世紀の頃、時計は「合わせる」ものだった。使っているといつのまにかずれ、合わなくなるのは当たり前のことだったからだ。だが現在、多くの「時計」、特に時間に依存するデジタル機器の多くが、自動的に時計を「正確にあわせる」ようになっている。また時計そのものも、自分で時間を「合わせにいく」ようになった。いわゆる「電波時計」だ。 電波時計とは、時刻を合わせるための「標準電波」を受信し、自動的に時計あわせを行なってくれるもの。以前は大型で壁掛けが多かったが、いまや数千円の目覚まし時計にもついてくる。機械式を除けば、付加価値の付いた腕時計ならばもはや標準装備、といっていい。 そういえば「電波時計」の電波は、どこからやってくるのだろうか。6月10日の「時の
【東京デザイナーズウィーク2007】 三洋、“eneloop universe”製品のプロトタイプを公開 三洋電機のコンテナブースでは、エネループ関連製品のプロトタイプが公開されている。 充電池を軸に、“繰り返して使う”ことをコンセプトとした製品群「eneloop universe」は2007年度のグッドデザイン大賞を受賞。2006年のカイロや太陽電池を使った充電器に加え、2007年は電気あんかや携帯電源といった製品も加わっている。今回、東京デザイナーズウィークでは、これらに次ぐ製品のプロトタイプが公開された。 なかでも興味深いのは、電磁誘導方式を使用し、板状の本体にエネループを置くだけで充電できる「eneloop charger」だ。「機器ごと個別に充電器があるのは資源の無駄遣い」という発想からデザインした汎用充電器で、eneloop universe製品を個別認証し、機器に最適な充電を
ELPA(朝日電器株式会社)は、E26口金の照明器具をセンサーライトとして使えるようにするアダプタ「センサー付きソケットアダプター」2製品を11月10日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は人感センサー/光センサーの双方を備える「SA-26AJB」が3,500円前後。人感センサーのみの「SA-26JB」が3,000円前後。 家庭用照明機器のソケットとして一般的なE26口金と、電球や蛍光灯型電球の間にはめ込むだけで、センサーライトになるアダプタ。両製品とも人感センサーを搭載し、人が来ると自動で点灯、一定時間が経つと消灯する仕組み。点灯時間はSA-26JBが30秒/3分/5分の3段階、SA-26AJBが3分/5分の2段階で切り替えられる。 SA-26AJBは光センサーも搭載。明るさを検知するため、昼間は人を感知しても点灯させず、夜間に人が来たときのみ点灯させるなど、エネルギーのムダ
今回レビューで採りあげるのは、貝印株式会社が発売する爪切り「リーフツメキリ KQ-1341」である。メーカー希望小売価格は3,150円で、上新電機のオンラインショップで2,480円で購入した。 しかし、冒頭からこんなことを言うのもなんだが、見た目だけでは到底爪切りだとは思えない。右に初期状態の製品写真を掲載したが、これではただの金属のプレートにしか見えない。この時点のサイズは12×59×4mm(幅×奥行き×高さ)と、とにかく小型で薄い。こんなにコンパクトで、本当に爪切りとして成立するのだろうか。 パッケージ裏の説明書きを読むと、これは収納時のスタイルで、実際に使用時に変形させて使うという。まずは、刃先を上にした状態で両脇から力強くつまむ。すると、本体後部のロックが外れ、レバーが浮き上がる。この状態になると、さすがに外観も爪切りに見える。ここでさらにレバーを刃先の方向にスライドさせて、使用準
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