ブックマーク / urbansea.hatenadiary.org (1)

  • わたしの読みたい黄昏流星群 - 北小路ゲバ子の恋

    車谷長吉の「三笠山」は一家心中を前にした家族が京都競馬場にいき、生まれてはじめて馬券を買ってみるが、案の定ハズれて、予定通り死に追いやられる。同じく車谷「忌中」は長年連れ添った老を押入れに隠し込んだあと、はがき将棋(はがきで一手一手送り合う)の相手のもとを直接訪ねて勝負のケリをつけた後、マッサージ嬢と情交を結び、死ぬ。…これらを「文学界」掲載時に読んだ際は一級の文学と想った。いま、それらは「黄昏流星群」に想えている。ありえない偶然に賭けるしかないくらいにすり減った生活では、博打で儲けたり、偶然に知り合った若い女と性交をするなどを希望とするしかないのである。低コストで得られる仕合せに。 「あなたの風邪はどこから?」と聞かれることはあっても、「あなたの読みたい黄昏流星群は?」と聞かれることは稀であるのだが、以下、わたしがtwitterに時折に記した、わたしの読みたい「黄昏流星群」である。 同

    わたしの読みたい黄昏流星群 - 北小路ゲバ子の恋
    nyrlthtp
    nyrlthtp 2013/05/30
  • 1