キャンプ・シュワブのゲート前に集まった移設反対派=25日午前10時、沖縄県名護市辺野古 キャンプ・シュワブのゲート前 日米両政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先として合意している名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前の反対運動が激しい。 「基地建設を止める奇跡の1週間」を合言葉に、移設反対派は今月23日から6日間の予定で、キャンプ・シュワブのゲート前で500人以上の座り込み参加を呼びかけている。主催者発表では23日から25日までは500人を超える参加者が集まった。参加者の中には稲嶺進前名護市長の姿もあった。 ところが、参加者は車道に出てゲート前のダンプカーなど工事関係車両の出入りを妨害するため、道路は大渋滞を引き起こしている。初日は延べ5時間以上にわたり国道329号の南向け車線がふさがり、大渋滞を引き起こした。 反対派は道路に座り込んだり、ダンプカーの下に潜り込んだりする。基地