ブックマーク / note.com/masayachiba (1)

  • セクシュアリティの消滅|千葉雅也

    人間は否定性をいわば「地層」のように織り込んで成長していく、ということの拒否に世の中が向かっている。子供にNOを言う力を教えるのはもちろん大事だが、この記事に示されているような「善意」は度が過ぎていると思う。 否定性に耐え、みずからの内奥に否定性を抱きかかえて生きるのをやめるなら、我々は「従来の意味での人間」ではなくなっていくだろう。すでにそうなり始めているのかもしれない。 最近、「自由な合意」ばかりが強調される。近代的主体の合理的判断、である。それに疑問を向けることは一見難しい。だが、人間の共同性はそれだけでは成り立たない。相互行為のあらゆる部分に合意を取りつけることはできない。人生には「流れでそうなってしまったことに耐える」面がつねにある。合意というのは、その基準点=主体が安全であることを意味している。つまり、主体が揺さぶられ、変質することの拒否である。その拒否こそがまさしく近代性、モ

    セクシュアリティの消滅|千葉雅也
    nyuugyuu
    nyuugyuu 2020/09/27
    なんで21世紀にもなって、フロイトに始まる非科学的な精神分析学で議論したがる人がいるのか、謎だ。もっと他にあると思うのですが。
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