2006年12月11日(米国時間)、Javaプラットフォームの最新版であるJava SE 6(Java Platform Standard Edition 6)が公開された。Java SE 6は従来コード名「Mustang」のもとで開発が進められていたJavaプラットフォーム。本コラムが開始された当時は、EoDを主眼に据えたJava SE 5.0が公開されたころだった。メジャーバージョンアップを経てどういった成長をみせたのか、ここで振り返っておきたい。 1 Java SE 6 Java SE 6の仕様はJava Community Process, JSR 270 Expert Groupのもと「JSR 270: Java SE 6 Release Contents」において定められている。サブセットとして JSR 199 "Java Compiler API" JSR 221 "JDBC