BSPは超平面を使うことによりn次元の空間を再帰的に凸状のサブセットに分割する。n=2のとき分割構造は線になる。 n=3のとき分割構造は平面になる。 図1 BSPツリーは空間を分割する。また空間内のオブジェクトの分割にも使われる。 分割に使う超平面の法線側をポジティブ、反対側をネガティブとする。 オブジェクトがその平面にまたがらない場合、その平面のポジティブ、ネガティブのどちらかに関連付けられる。 オブジェクトがその平面にまたがるとき、そのオブジェクトは二つのサブオブジェクトに分割する。 その分割したオブジェクトをそれぞれ対応する側に関連付ける。 図2 ここではBSPツリーを使い、ワールドを荒いレベルでソーティングする方法を説明する。 基本的な前提条件は図2に示してある。ラインは平面を二つの半平面に分割する。 その法線がさしているほうの半平面はグレーになっている。ほかの半平面は白になってい