今回はJ2SE (Java 2 Platform Standard Edition) 1.4の新機能Java Web Startを取り上げます。Java Web Startは、JavaアプリケーションをWebブラウザから起動する技術であり、開発者とユーザの両方に利益をもたらす可能性を持っています。 さまざまなWebサイトを見ていると、マルチメディアデータを提供するのに2つの方法があることに気付きます(図1参照)。一つはプラグイン方式で、Webページに埋め込んで表示するものです。この場合、HTML文書中でOBJECTタグやEMBEDタグを使用してデータを指定する方法が採られます。もう一つの方法はヘルパーアプリケーションを利用する方式で、Aタグのリンク先にマルチメディアデータそのものを指定します。この方法を使うとヘルパーアプリケーションとして登録されているプログラム、QuickTime Pla