日本航空の最大労組「JAL労働組合」が客室乗務員の個人情報を違法に集めてリストを作成したとして、日航の客室乗務員194人(退職者18人を含む)と労組「日本航空キャビンクルーユニオン」(CCU)が26日、JAL労組と日航などを相手取り、総額約4800万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。リストには支持政党や勤務状況、家庭環境、性格、容姿などの多岐にわたる個人情報が記録されていたという。 訴状によると、JAL労組は平成8年以降、客室乗務員9862人分の個人情報を無断で収集し1人158項目にわたるリストを作成。そこには「バツイチ」「総会屋の娘」「自律神経失調症」「独身で私生活も乱れている」など家庭環境や病歴の情報、「心身症で欠勤」「休職発令間近」といった会社側から漏れたとみられる情報もあったという。中には「バカ」「役立たず」など単なる悪口も情報として管理されていた。 原告側は「会社とJAL労
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く