台湾南部の海辺で発見された、イチゴそっくりのカニ=09年6月30日(台湾海洋大の何平合准教授提供・共同) 鮮やかな赤い甲羅に、白い水玉模様−。イチゴそっくりのカニが、台湾南部の浜辺で見つかった。発見した台湾海洋大の研究者らは「新種」と確認したという。 発見されたのは2匹のメスで、体長(甲羅の大きさ)は2・5センチと1・7センチで、イチゴよりやや小さめ。 南部にある海辺の観光地「墾丁国家公園」管理事務所が、同大などに依頼した海域生態調査の結果として、このほど発表した。6月末に発見されたが、その後は新たに見つかっていないという。(共同)