あきたこまちPR活動「コシヒカリ」と誤表示、全農工場謝罪 秋田県の三浦農林水産部長(右)に報告書を手渡して謝罪する秋田博報堂の浅輪社長(中央)と全農パールライス東日本の石原社長 秋田県が東京都内で1日に行った新米の県産「あきたこまち」PR事業で、通行人に配ったおにぎり約9000個が「コシヒカリ100%使用」と誤表示されていたことが3日、県議会9月定例会農林水産常任委員会で報告された。 事業は県が県産米の販売促進を目的に、広告代理店秋田博報堂(秋田市)に委託して実施。県の担当者が直前に誤表示に気付いたが、やむを得ず口答で「あきたこまちの新米を使っています」と説明し、JR有楽町駅前で通行人に配ったという。 県によると、秋田博報堂からおにぎりの製造を請け負った全農パールライス東日本(東京)の工場(千葉市)が、他の自社製品と同じ包装で作ってしまったという。 秋田博報堂の浅輪和夫社長と全農パー