2府5県で今秋にも発足=全国初、権限移譲の受け皿に−関西広域連合 2府5県で今秋にも発足=全国初、権限移譲の受け皿に−関西広域連合 府県域を超えた広域行政を担う「関西広域連合」(仮称)が、大阪、兵庫、京都、和歌山、滋賀、徳島、鳥取の2府5県を当初の参加団体として、早ければ今秋にも発足することが8日、固まった。関係府県知事らが同日、大阪市内で設立準備部会を開催し、設立案に大筋合意した。都道府県レベルでの広域連合は全国初で、国からの権限移譲の受け皿を準備する動きとして注目される。 広域連合は、地方自治法に基づく特別地方公共団体。設立当初、ドクターヘリ運航などの「医療連携」や、▽防災▽観光・文化振興▽産業振興▽環境保全▽資格試験・免許▽職員研修−の計7分野の広域事務を担う。徳島は「資格試験・免許」、鳥取は「観光・文化振興」「医療連携」のみの部分参加となる見通し。 将来は、国の出先機関からの事