【衝撃事件の核心】「もう、あかんな」〝廃屋の大泥棒〟大捕物 空き巣100件、手口分析と包囲網…刑事の執念が追いつめた! 京都府八幡市の廃屋を拠点に、京都や大阪、奈良、愛知の4府県で、100件近くの空き巣を繰り返していた男を京都府警伏見署などが2月5日、窃盗と住居侵入の疑いで逮捕した。犯行数の多さと手口の巧みさから、捜査員たちが「大泥棒」という異名で呼んでいた男だった。伏見署は緻密に手口を分析しながら犯人に迫り、手配のチラシを貼っていたコンビニ店の店長からの通報が最終的な決め手となって逮捕に結び付けた。 「自分へのご褒美」はサウナ 逮捕されたのは、住所不定、無職、佐藤隆司容疑者(55)。逮捕容疑は昨年10月1日、京都府長岡京市内の民家に侵入し、現金約15万円を盗んだとしている。その後、窃盗罪などで起訴された。 佐藤被告は平成21年から京都、大阪、奈良、愛知の4府県で100件近くの空き巣を繰り