女優の沢尻エリカ被告が合成麻薬のMDMAなどを所持していた罪に問われている事件の初公判で、沢尻被告は起訴された内容を認めたうえで「女優への復帰は考えていない」と述べました。一方、検察は19歳のころから違法薬物を使い常習性があったとして、懲役1年6か月を求刑しました。 東京地方裁判所で初公判が開かれ、沢尻被告は黒のスーツ姿で黒い髪の毛をポニーテールにして結んで法廷に入り、背筋を伸ばして証言台の前に立ちました。 はじめに名前の確認で「沢尻エリカと申します」と述べたあと、職業については「無職です」と述べました。 裁判官から起訴された内容に間違いがないか問われると、沢尻被告は「間違いありません」と述べ、認めました。 弁護士も起訴された事実について争わないとしました。 沢尻被告は落ち着いた様子で、聞かれたことに対してはっきりとした口調で答えていました。 一方、検察は冒頭陳述で、被告が19歳のころから