総務省統計局は24日、「平成21年全国消費実態調査」において、「二人以上の世帯の家計収支および貯蓄・負債に関する結果」を公表した。家計の収入・支出および貯蓄・負債、耐久消費財、住宅・宅地などの家計資産を5年ごとに総合的に調査したものとなっている。 今回公表されたのは、「二人以上の世帯」に関するもので、「単身世帯」の家計収支および貯蓄・負債に関する結果は9月30日に、主要耐久消費財に関する結果は7月30日に公表済み。それによると、「二人以上の世帯」の2009年9月~11月の1か月平均消費支出は、1世帯当たり300,936円。2004年と比べると名目で6.0%(年率1.2%)の減少、消費者物価の変動を除いた実質で6.1%(同1.3%)の減少となった。なお1世帯当たり消費支出は、名目および実質ともに、調査開始(昭和34年)以降初めての減少となった1999年以降減少が続いているとのこと。 また「通