スティーブ・ジョブズやイーロン・マスクは未来の製品のビジョンを描き「宣言型」で開発を主導しました。そのことが、製品の根底にある深層の価値を生み共感を呼ぶのです。萩本氏の連載の第四回目は、こうした価値を傑出したリーダーでなくても生み出すためのプロセスについて解説します。 前回までは、ブランディングの根幹となる集合意志を強くするための三位一体のモデル(意志、表現、活動)を紹介しました。今回からは匠Methodによって三位一体のモデルをどのように形成していくか説明します。 今回と次回にかけて、「表現」で使用する匠Methodのモデルについて説明します。 表現で使用するモデル 匠Methodには下記の図のように「価値デザインモデル」と「価値分析モデル」があり、それぞれ役割を担っています。(第2回参照) 価値デザインモデル …自ら突き上げる価値観をデザインする 価値分析モデル …何を必要とされている
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