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ブックマーク / www.kobe-np.co.jp (3)

  • 行方不明者の捜索、打ち切り寸前に急展開 警察犬ムック号が14回目のお手柄

    行方不明になった高齢男性を発見したとして、兵庫県警姫路署は、県警鑑識課の警察犬「ムック・オブ・ハウス・サン・ボア号」に署長感謝状を贈った。ムック号はジャーマンシェパードの雄7歳で、表彰されるのは今回で14回目。 8月22日午後7時20分ごろ、同県姫路市内の男性(85)の家族から「家に帰らない」と同署に届け出があった。男性が着けていたスマートウオッチの衛星利用測位システム(GPS)が市内の山中で反応したことから、すぐに同署員らが周辺の捜索を開始。しかし辺りは暗く難航した。 午後10時35分ごろからムック号も合流。男性宅にあった帽子のにおいを頼りに、ペアを組む同課の門脇正真警部補(41)と山道へ入った。 手がかりが見つからず、この日の捜索の打ち切りを検討していた同11時45分ごろ、ムック号が急斜面を走り出した。門脇さんが追いかけると、崖の岩場に男性が腰をかけていた。脱水症状があり、衰弱していた

    行方不明者の捜索、打ち切り寸前に急展開 警察犬ムック号が14回目のお手柄
  • 「批判されないことが第一に」五輪組織委職員、内幕明かす 閉会式は「いろいろ盛り込んで『残念』」

    コロナ禍で賛否が渦巻く中、1年の延期を経て開催された東京五輪が閉幕した。東京五輪・パラリンピック組織委員会の40代職員が神戸新聞の取材に応じ、相次ぐ方針転換に翻弄された現場の様子や、組織内から見た開閉会式の評価、膨れあがった開催費などについて明らかにした。 -開閉会式の周囲の評判は。 組織委内でも特に閉会式はひどすぎると話になった。演出は残念だった。多くの人に忖度しすぎた結果、子ども、若者、高齢者、被災地、医療従事者などいろいろ盛り込んでいったように感じた。 開会式もドローンがなかったら厳しいものになっていた。しかし、ひとつ気になったのは、リハでは流れていた曲の歌詞をドローンで夜空に描き出す演出のようだったが、番にはなぜかなかった。うまくいかなかったからやめたのか、失敗する可能性があったから安全策をとったのか。 -ネットでは担当者の相次ぐ辞任・解任を受け、大ヒットした「マツケンサンバ」待

    「批判されないことが第一に」五輪組織委職員、内幕明かす 閉会式は「いろいろ盛り込んで『残念』」
  • 真珠湾攻撃で戦死、「2階級特進」から漏れた6人の真実 史実追求の先にあったもの

    1941(昭和16)年12月8日のハワイ・真珠湾攻撃で戦死認定された航空兵55人には、冷徹なまでの「死後の選別」があった--。79年前のきょう、太平洋戦争の戦端を開いた戦果を受け、攻撃に加わって亡くなった彼らに対し、軍部は異例の「2階級特進」を適用した。だが、この処遇から6人だけが除かれ、1階級の進級にとどまっていたことが分かった。敵前逃亡など、あからさまな咎(とが)があったわけではない。同じ作戦に基づいて、同じ戦闘に、同じ航空部隊から参加して命を落とした兵士に、なぜ明確な格差が生じたのか。(小川 晶) 神戸新聞社の神戸社11階、文化部フロアの片隅に、年季の入った1台のコンピューターがある。1990年代のデスクトップパソコンのような、厚みのある外観。社内では「マイクロフィルム」の名で通る。過去の新聞記事が焼き付けられたフィルムを、コマ送りで見ることができる装置だ。 航空機事故を取材する新

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