証券取引法違反の罪で実刑判決が確定し、服役していた堀江貴文・元ライブドア社長が昨日仮釈放になった。ネットにも関連する記事が数多く溢れているが属人的な話が殆どの様である。 そういった一過性の話で終わらす事なく、今回の堀江氏仮釈放を機にライブドア事件を反省し、これによって日本が何を失ったのか?を理解し、今後の政策運営に活かすべき、というのがこのエントリーを書く事にした動機である。 先ずは、「ライブドア事件とは一体何だったんだろう?」という今更ながらの疑問である。 幸い、今朝のこのブロゴス記事がピンポイントに判り易く説明してくれている。 ホリエモンが仮釈放されたが、なぜホリエモンが逮捕されて、日興コーディアル証券の経営幹部は逮捕されなかったのか。 粉飾決算だとかいって、検察が大々的にライブドア、ホリエモン狙い撃ちで、強制捜査をしたわけだが、その当時、新興市場のベンチャー企業に過ぎない、ライブドア