本日放送の『どうする家康』では、家康の治める三河で一向一揆が勃発します。 先週のお話では、家康が寺社にも税をかけようとして反発を食らっているところが放送されました。 私たち現代人の感覚だと、一般庶民は所得税だのなんだの取られるのに、宗教団体は課税されてなくてずるい、と、いう風に思うので、家康がそんなひどいことをしたように見えないのですが、重い年貢にあえいで寺社に逃げ込んだ庶民が多くいた当時では、その逃げ込んだ先でも税取るのかよ、領主とんでもねえな、って気持ちになったのでしょうね。 税金優遇はさておくとして、日本人は宗教というと何か平和的なものを連想し、海外の宗教勢力がテロを起こしたりするのを異様なものを見るような目で見ます。 しかし、日本でも家康が天下を取る以前の時代には、宗教勢力は武装して場合によって戦いを仕掛けてくるのは当たり前でした。 さかのぼれば昨年の大河『鎌倉殿の13人』にも出て
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