ここ数日、アルゼンチンに関して再びデフォルトか、という騒ぎになっているようです。 数日前に、以前のデフォルトの時に債務再編に応じなかった債権者に対し、アメリカの連邦地裁が平等に扱うようにという判決を出したことが問題のきっかけ。 http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDVG2Q6S972Y01.html 早い話がこれを受けてアルゼンチンはすべての支払いを止めようとしているわけで、払わなければならないものをはらわなければデフォルトですね。 もともと債務再編に応じなかったのはヘッジファンドの一部でありまして、彼らはもちろん法律や発行要綱などをしっかりと読み込んだうえで勝ち目があると考えてやっていた。その結果が今回の地裁判決につながったわけです。2001年のデフォルトの時多くの債権者は債務再編に応じた(日本の方々も結構損したはず)のですが、この債券にはCAC条項