私は大麻や覚醒剤などの薬物依存の治療を専門としていますが、少し前から、薬物依存から抜け出すために頑張っている患者さんが、薬物の代わりにアルコール度数が9%以上の「ストロング系チューハイ」に手を出して失敗するケースによく当たるようになりました。 【写真】この記事の写真を見る(3枚) 薬を我慢している代わりにせめて酒でも、と従来のチューハイやビールのつもりで手を出したら前後不覚になるまで酔っぱらい、薬の売人に連絡したり、路上で寝たりしてしまうのです。アルコール依存の専門家からも、ストロング系チューハイで変な酔い方をする人が増えているという声が上がっています。 ストロング系チューハイはジュース感覚で飲めてしまう 特に危惧しているのは、ストロング系チューハイが若者の間で広まっていることです。今は、ビールや日本酒の味が苦手な若者が多いですが、ストロング系チューハイは、人工甘味料の影響でお酒の味がほ
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