平和の象徴ともされるオリーブの木は、地中海沿岸部が原産の常緑高木です。その見た目と生命力の強さから、シンボルツリーとして長年人気を得ています。寒さに強く、ほとんどの品種で-10℃ほどまで耐えられるので、地植えにして庭で育てたり、鉢植えで育てるなど、庭木としても室内葉の観葉植物としても人気があります。 今回は、そんなオリーブの木を育てる上では欠かせない、剪定の方法についてイラストを用いながら詳しくご紹介します。 ▲樹高5mにもなるオリーブの木 オリーブは自生地の地中海沿岸部では、最大で樹高10mほどまで伸びることもあるほど、生育旺盛な樹木です。 日本で育てる場合も、オリーブの成長スピードはとても早く、地植えにすれば年間約50cmほど、鉢植えでも約20〜30cmほど伸びていくといわれています。 上の写真は、日本の一般地で地植えにして育てているそうですが、樹高は5mほどにもなるようです。 オリー