本記事は、(株)技術評論社が発行する書籍『VB6プログラマーのための入門 Visual Basic .NET 独習講座』の一部分を許可を得て転載したものです。同書籍に関する詳しい情報については、本記事の最後に掲載しています。 属性とは、クラス、メソッドなど、プログラミングに使用するさまざまな構成要素に付加できる情報といえる。属性の情報は、ソース・コード上に記述することが可能で、さまざまなプログラムからこの情報が参照できる。VB 6に限らず、これまでのプログラム言語ではあまり見かけない新しいタイプの機能だが、活用できるようになると効果は絶大である。固定長文字列など、一部の機能は、この属性を通じて指定することになるので、属性の使い方を把握しておこう。 属性は、VB.NET独自の新しい機能である。同じ.NET Framework上で使用する言語であるC#などにも存在するが、その構文は異なっている