スキル創造研究室 Book Review(2) オブジェクト指向について学びたい人におくる3冊 萩本順三(豆蔵取締役) 2004/6/18 オブジェクト指向について学びたい人、学んでいる人に、3冊の書籍を紹介しましょう。この3冊を選んだのは、オブジェクト指向言語だけでなく、それに関連した書籍も読むことで、オブジェクト指向についての理解をより深めることができる、と考えたからです。 最近のエンジニアはOS(Operating System)の知識をどうやって身に付けているのか心配です。JVM(Java Virtual Machne)がマルチプラットフォーム環境を提供するのに対して、ご存じのようにOSはハードウェアの違いを吸収する基本操作を提供しているソフトウェア・システムです。 Java言語を学びながらOSの知識をしっかりと習得しなければ、優秀なエンジニアにはなれません。しかし、以前に比べOS
オブジェクト指向は,現実世界をそのままプログラムに表現できると言われることがありますが,それは正しい理解ではありません。オブジェクト指向プログラミングの仕組みと現実世界は「似て非なるもの」であり,「プログラミング技術」と「汎用の整理術」の二つの側面があります。オブジェクト指向は,それ自体が複雑で難しいものではなく,あくまでソフトウエア開発をラクにする技術にすぎません。 オブジェクト指向はしばしば,とっつきづらく難しい技術と言われます。その理由の一つには,対象とする分野が広く,それぞれに深みがあることが挙げられます。しかし,それ以上にこの技術を難しくしている落とし穴とも言うべき原因が二つあると筆者は考えています。それは比喩(ひゆ)を乱用する説明の仕方の問題と,「もの中心」を意味するコンセプト自体の問題です。 そこでこの記事では,「オブジェクト指向という言葉をよく聞くけど,実際どんなものかよく
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