音の大きさは、音の強さに関係する感覚量で、音の高さと音色に並ぶ音の知覚に関するもっとも基本的な性質の1つです。単位として、sone(ソーン)を用い、 純音(1 kHz)の音圧レベルが 40 dB を 1 sone とする比率尺度で表現されます。例えば、正常な聴力を持つ人が、1 sone の純音の 2 倍の大きさと判定する音の大きさは、2 sone です。 下図 6-1 は、音圧レベル(dB)と音の大きさ(sone)の関係をオクターブバンド毎に求めたもので、1 kHz の場合をみてみると、音圧レベルが 10 dB増加すると、音の大きさは 2 sone すなわち 2 倍になることが分かります。また、他の周波数帯域でも、1 kHz の場合と多少異なりますが、音圧レベルが 10 dB 増加すると、音の大きさはほぼ 2 倍となる関係は同じとなります。 このように音の大きさは主に音の強さに依存するとと
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