大阪府が提供しているハイリスク妊娠の相談窓口「にんしんSOS」サイトが、不正アクセスを受けていたことがわかった。改ざんや情報漏洩などは発生していないという。 同府によれば、4月8日にサーバ管理会社が不正アクセスを確認。窓口の運営を委託している大阪府立母子保健総合医療センターに報告した。何らかの方法で第三者がFTPのパスワードを入手し、サーバにアクセスしていたという。 不正アクセスの発覚を受けて、サーバ管理会社がアクセス制限を実施し、翌9日に同センターがパスワードを変更した。今回の不正アクセスにより、サイトの改ざんは発生しておらず、個人情報漏洩についても否定している。 サイト運用に使用されているパソコンについても、ウイルス感染は確認されておらず、サイトのセキュリティ管理に不備はなかったと説明。同センターでは引き続き、パスワードが漏洩した原因について調査を進める。 (Security NEXT