オンラインゲームで他人のアカウントを乗っ取ったとして、小田原署は20日、不正アクセス禁止法違反と私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで、京都市に住む同市立高校2年の男子生徒(16)を書類送検した。 書類送検容疑は、2014年9月22日、同市内の知人宅のパソコンからアクセスしたゲームサイトで、小田原市の主婦(21)のアカウントに無断で侵入してパスワードを変更した、としている。 同署によると、男子生徒は主婦とオンラインゲームで対戦して負けた腹いせに、主婦がゲーム上で所有するアイテム22点を盗んでいた。男子生徒は調べに対し、「(主婦は)あり得ない強さで頭にきた。(アイテムを盗んで)困らせてやろうと思った」と供述している。 同署によると、主婦のアカウントのIDとパスワードは名前と誕生日で、男子生徒は主婦が公表していたプロフィルから連想したという。課金を重ねて入手した希少なアイテムも盗まれたとい