メロン(甜瓜[注釈 1]、和名:メロン、英: melon、学名:Cucumis melo)は、果実を食用にするウリ科の一年生草本植物である。また、その果物・果実のこと。漢字では甜瓜(てんか)と呼び[7]、これはメロンを指すと同時にマクワウリをも含む表記である。 メロンは園芸分野では果菜(実を食用とする野菜)とされる[8]が、青果市場での取り扱い[8]や、栄養学上の分類[9]では果物あるいは果実と分類される。 インド原産で、中近東を経てヨーロッパに渡った西洋系品種と、中国で広まった東洋系品種があり、各地で栽培されている[7]。現在メロンとよばれる果実は、甘味や香りが強い西洋系メロンが主流で、甘味や香りがない東洋系メロンはウリとよばれている。果皮は緑色や黄色、白色などがあり、無地のほかネットメロンとよばれる網目模様のものや、縦縞模様が入るメロンもある[7]。栄養的にはビタミンCやカリウムが豊富