総務省では、本年10月に公表した「IoTセキュリティ総合対策」を踏まえ、サイバーセキュリティタスクフォースの下に「公衆無線LANセキュリティ分科会」(主査:後藤厚宏 情報セキュリティ大学院大学 学長)を設置し、公衆無線LANにおけるセキュリティ上の課題を整理し、必要な対策について、検討を行います。 公衆無線LANについては、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、観光や防災の観点から、その普及が進んでいるところです。しかし、公衆無線LANサービスの中には、セキュリティへの対策が十分でないものも多く、公衆無線LANサービスを踏み台にした攻撃や情報漏洩等のインシデントが発生することが考えられます。 このため、総務省では、公衆無線LANにおけるセキュリティ上の課題を整理し、必要な対策について、検討を行います。