みずほフィナンシャルグループ PC3台から始まった、「インテリジェンス基盤」の構築物語金融機関を狙うサイバー攻撃は後を絶たず、ついに人間の対応限界を超えようとしたとき、みずほフィナンシャルグループは自動化への取組みに舵を切った。あろうことか、自前で。 PC3台の「検証環境」から始まった本取組みは、5年に渡る試行錯誤の結果、自動化・連携の技術を駆使してSOCや経営層へ有益な情報を届ける「インテリジェンス基盤」に進化を遂げた。設計や開発の多くは自前で行っており、マルウェア自動解析の機能を例に挙げれば、いまでは1日あたり最大1,400検体の解析が可能となっている。 本講演では、いち金融機関の枠を超え、秩序なきサイバー空間の安全保障に貢献しようとする同社に、スモールスタートで始めるセキュリティ運用、解析、対応の自動化について、知見を惜しみなく公開していただく。 講演者: 株式会社みずほフィナンシャ