REST APIにアクセスする際に、ブラウザがAPIサーバに対してHTTP(もしくはHTTPS)のOPTIONSメソッドでリクエストを投げることがあります。 本記事では、その現象の解説と、Node.jsでAPIサーバを実装している場合のOPTIONSメソッドへの対応法を記述します。 HTTPのOPTIONSメソッドとはHTTPで一般に使われるメソッドといえば、GETやPOSTですね。REST APIを頻繁に利用する人ならば、PUTやDELETEも利用したことがあるでしょう。サーバのテストのためにHEADメソッドを利用したことがある人もいるかもしれません。 OPTIONSメソッドは、これらのメソッドのうち、サーバがどのメソッドをサポートしているかを調査するためのメソッドです。 昨今のブラウザでは、フロントエンドJavaScriptから違うドメインへのアクセスに対して、Cross-Origin