アルジェリア人質殺害事件での被害者名の問題について、昨日もFacebookで書いた。私の意見を要約すれば、以下のようなこと。 つまり、新聞記者は『一人の人生を記録し、ともに悲しみ、ともに泣くため』などと高邁な理想で被害者の実名報道の重要性を語るけれども、実際にやってるのはメディアスクラムで遺族を追いかけ回しているだけ。つまり新聞記者の側は、「理想とすべき報道理念」を語っているけれども、遺族取材を批判する人たちは「現実の報道の姿勢」を問題にしているということ。 この乖離を埋める努力をしない限り、新聞記者の理念などだれにも理解されないよ、ということを書いたのだった。 しかしこの乖離を(たぶん無意識のうちにだと思うけれども)回避させている意見が、今日にいたってもあいかわらずマスメディアの側に目立っている。 たとえばカバの人が語るイメージ先行のメディア批判とメディアの説明責任というTogetter
アルジェリア人質事件で犠牲になった方を実名で報道するかが、大きな論争になっている。 これほど社会に衝撃を与えた事件で、被害者を「匿名」報道する意味は何なのか。僕が事件に巻き込まれて死亡したら、家族には迷惑をかけるかもしれないが、実名を公表してほしい。 僕は「Aさん」という匿名ではなく人格を持った実名で死にたい。家族にも報道機関の取材があれば、きちんと応じてもらいたいと思う。 故人や遺族の了解なしに実名で報道できるのか、という疑問に、マスコミはきちんと答えてきたのだろうか。 僕は16年間、新聞社の社会部記者として事件を追いかけてきた。 一番辛かったのが遺族から犠牲になった方の話を聞いて、顔写真を提供してもらう作業である。通り魔に顔を切られて包帯を巻いた女の子の写真を「ごめんね」と言って撮ったこともある。 非人間的であり、まともな神経を持ち合わせた人間のする作業では決してない。 しかし、僕が事
Kickstarterで評判を呼び、1月初めに開催された「2013 International CES」では多くの参加者の関心を引いたスマートウォッチ「Pebble」の出荷が始まった。 Pebbleは米国時間1月23日、Kickstarterのサイトにある同社のページ上で出荷開始のニュースを発表し、初回出荷分の500台弱を最も早く支援を表明した人たち向けに発送していると説明した。同社によると、この日、もっとたくさんのスマートウォッチを発送したかったのだが、「空港での書類手続きのため」に荷物が足止めされているとのことだ。 Pebbleは2012年にKickstarterで大成功した。資金調達額は目標の10万ドルに到達、その後も金額は急速に膨らみ総額1020万ドルに達した。とはいえ、支援者は製品を実際に手にするまでずいぶん待たされている。調達額が目標に達したのは2012年5月18日のことだ。
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