(CNN) ウォレス英国防相は25日、英国の分析ではウクライナ侵攻開始以降のロシア軍の死者数は約1万5000人に上ると明らかにした。 議会下院での証言で述べたもので、戦車500台あまりを含む装甲車2000台以上や、ヘリコプターと戦闘機あわせて60機が破壊されたとも明らかにした。 ロシア軍が公式に認める死傷者数は英国の推計をはるかに下回る。ロシア国防省が先月25日に公表した直近の集計では、死者数は1351人、負傷者数は3825人となっていた。 ウォレス氏はまた、対空ミサイルの発射装置を搭載したストーマー装甲車を「少数」ウクライナに供与する方針を表明。ストーマーの使用により、ウクライナ軍の短距離防空能力は昼夜を問わず強化されるだろうとの見方を示した。
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