投資信託で損をする投資家には共通点がある。これは筆者が多くの個人投資家と会うなかで確信したことだ。この点に気付かないといつまで経っても損をし続けることになる。一方、投資信託で成功する人は失敗する人とは、当然だが全く逆の思考をしている。今から投資信託をはじめようと思っている人、あるいは既に始めた人も自分が失敗する人の共通点に当てはまっていないか確認してほしい。 投資信託で失敗する投資家の共通点「短期志向・無知・無責任」 多くの個人投資家が投資信託は長期的な運用を目指して設計されていることを知らない。そもそも投資信託とは10年から20年以上の長期運用が前提であり、短期的な運用には全く適していない。短期的には昨年のチャイナショックのような出来事があり株価が急落することもあるが、10年20年のスパンで運用すれば年率で数%程度のリターンが出る、これが投資信託の本来の姿なのである。 しかし、現実には「