福島県知事 保安院対応を批判 4月12日 21時53分 福島県の佐藤知事は、東京電力・福島第一原子力発電所の事故の評価がこれまでの「レベル5」から最悪の「レベル7」に引き上げられたことについて「なぜ福島県に事前の連絡がないのか」と原子力安全・保安院の対応を強く批判しました。 12日夜に開かれた福島県の災害対策本部の会議で、原子力安全・保安院の担当者が「レベル7」への引き上げを報告しました。これを受けて、佐藤知事は席上で「この1か月間、連携を持たなければならないと言っていたにもかかわらず、県には事前の連絡がなく突然の話だった。『レベル7』への引き上げは福島県の世界的な評価にかかわる大変な話だ。発表する前に、なぜ、私たちに教えてくれないのか」と原子力安全・保安院の対応を強く批判しました。