→紀伊國屋書店で購入 「ニューヨーク気分に浸れるエッセイ集」 ニューヨークの街と切っても切れない関係の作家たちがいる。その作家のことを考えるとニューヨークを思い出し、ニューヨークのことを考えるとその作家たちのこと思い出すという具合だ。 ウディ・アレンやジェイ・マキナニー、それにキャンディス・ブシュネルなどがそんな作家たちだ。そして、ノーラ・エフロンもとてもニューヨークの街を感じさせてくれる。 エフロンは映画「恋人たちの予感」では脚本を担当し、「めぐり逢えたら」「ユー・ガット・メール」「奥様は魔女」で監督・脚本を務めた。 映画分野で知られているエフロンだが、彼女はもともとジャーナリストで、ニューヨーク・ポスト紙の記者だった(ニューズウィーク誌のファクトチェッカーからニューヨーク・ポスト紙の記者に転身した)。 エフロンはいま69歳になり3度目の結婚生活をニューヨークで送っている。彼女の2度目の