ブックマーク / tido.hatenadiary.org (4)

  • 関係性から距離感へ - 乱暴者日記

    やわらかい生活(監督:廣木隆一、原作:絲山秋子、脚:荒井晴彦、音楽:nido、撮影:鈴木一博、出演:寺島しのぶ、豊川悦司、松岡俊介、田口トモロヲ、夫木聡、柄明、大森南朋etc) 新宿K's cinemaにて。 絲山秋子著『イッツ・オンリー・トーク』の映画化である。絲山秋子の小説は好きだし、この原作にはざっと目を通しているけど、やはり『ヴァイブレータ』同様、荒井晴彦の脚映画的にかなりアレンジしている。細部は同じだし、雰囲気もより瑞々しく伝わってくるが、映画のラストの閉じ方などは作り手の気分が投影されているように思える。『シナリオ』7月号の加藤正人による荒井晴彦インタビューでもその辺の話は出て来るし、目を通していないが『映画芸術』辺りも触れているだろう。 そして監督・廣木隆一に女優・寺島しのぶ。もう2〜3年前になる東京国際映画祭で観た『ヴァイブレータ』は素晴らしかったし、女性を主人公

    関係性から距離感へ - 乱暴者日記
    ogiso
    ogiso 2006/06/17
  • 2006-05-06

    瞳を見ればわかる(監督/脚:ヴァリア・サンテッラ、製作:ナンニ・モレッティ、アンジェロ・バルバガッロ、出演:ステファニア・サンドレッリ、テレーザ・サポナンジェロetc) 聖なる心(監督/原案/脚:フェルザン・オズペテク、出演:バルボラ・ボブローヴァ、マッシモ・ポッジョetc) 有楽町朝日ホールのイタリア映画祭にて。他短編2も観た。 『瞳を見ればわかる』は女性監督による女性の物語である。病気で喉を悪くした母マルゲリータ。映画は彼女の退院から始まる。マルゲリータは歌手であり、女である。その娘キアラは母子家庭である。喘息持ちの幼い娘ルチア。キアラは女である母を理解しない。常にピリピリしている彼女に幼い娘は喘息の発作を頻発させる。喘息は心因性のものであることを示唆するが、言語療法士であるキアラはそれを否定している。 そんな親子3代の女の揺れる心情を綴った映画は……あまり好みではなかった。テン

    2006-05-06
    ogiso
    ogiso 2006/05/07
  • 2005-07-05

    突然、大学の露文専修室から「ロシア文学会ニュースレター」なるものが届く。要は学会*1に少しでも寄付してくれという依頼。年会費2000円で学会誌が貰えるというから安い。入ろうかな。面白そうなお知らせも。 レクチャー・コンサート ムソグルスキー「展覧会の絵」探求 2005年7月16日(土)14:00〜16:30(早稲田大学大隈小講堂) 日を拠点に精力的に活動するロシア人ピアニスト、イリーナ・メジューエワ*2と露文卒業生で、文学=音楽=メディア論を横断した新しい仕事を進める研究者宮澤淳一*3が、ムソグルスキー作曲の組曲<展覧会の絵>に挑みます。 第1部:「展覧会の絵」を読み解く(宮澤の解説とメジューエワの対話・例示) 第2部:「展覧会の絵」の全曲演奏(メジューエワ) どうせ人が集まらないに違いない。暇だったら行ってみよう。 会員の新刊情報を見ていたら、卒論を担当してもらった先生がちょっと前に

    2005-07-05
    ogiso
    ogiso 2005/07/06
    確かに『宇宙戦争』感想の二極化みたいな状況は何なんだろうと思う。
  • 2005-07-03

    先日「健全なおっぱい写真」を見てしまったから、どうしても高樹マリアのことが気になってしまってどれにしようか悩んだ末にAV『月蝕』(マックス・エー/VHS)を借りた。ソフト販売サイトで紹介文など見ると例えば次のように紹介されている。 いよいよマリアの痴女モード解禁ッ!!ローションプレイ、相互オナニー、バーチャルデート…躰の奥に眠っていた痴女性が暴走ッ〜魅せて誘って大興奮!ねっとり絡みつく視線が淫靡なオーラを放出、真っ赤な唇で能の赴くままに快楽を貪るマリアは必見ッ!! 間違った紹介ではないけど、このAVの魅力をかなり取りこぼしているのはもったいない。正直、久しぶりにじっくりAVを見て感動すら覚えたのだ。 続きを読む アカデミー賞を獲る脚術 作者: リンダシーガー,Linda Seger,菊池淳子出版社/メーカー: フィルムアート社発売日: 2003/07/05メディア: 単行購入: 6人

    2005-07-03
    ogiso
    ogiso 2005/07/03
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